怒りという感情の原因
こんにちは!コイゴコロ研究所のaicoです。
本日はのテーマは「ケンカ」。
恋愛に限らず人間関係にはつきもの、特に近しい関係になるとより勃発しやすいのが
ケンカですよね。
そんなケンカの元となる「怒り」という感情についてみていきたいと思います。
●どんな時にケンカしますか?
みなさんはどんな時にケンカしますか?
脱いだ靴下がそのまま!みたいなちょっとした小さな原因から、
浮気等大きな原因まで、色々経験があるのではないでしょうか?
私も昔はよく怒ったり怒らせたりしていました。
若い頃は我が強く白黒はっきりさせたい質だったので、
しょっちゅう彼と本気で向き合っていました(笑)
さて、そんなケンカの引き金になる、怒りってどういう時に起こるのでしょうか?
●小さなモヤモヤが積もっていく
「怒り」まではいかないけれど、「ちょっと嫌だなぁ」「納得いかないけど...」等、
ちょっとしたモヤモヤを積もらせた結果、小さな我慢の積み重ねが爆発しちゃって、
怒りに変わるケース。
実はこれが1番厄介だったりします。
怒る方も怒られる方も、実は感情ってその時にきちんと味わい尽くしてあげず、
抑えようと自分の心に蓋をして見ないようにしたりすると、逆にずっと消化しきれず
残っていくものなんです。
だから、小さなモヤモヤの消化不良の積み重ねが爆発しちゃうと、
自分でも何が何だか分からず怒りという感情に振り回されます。
自分が振り回されるんだから、相手はもちろんです。
相手からしたら過去のことなんて気にも止めず記憶にも残ってなかったりするので、
怒りの感情も理解しきれず、困惑するばかり。
自分も相手も一番困ってしまうケンカになりやすいので、小さな消化不良は溜め込まず、
きちんとその都度対処してあげてくださいね。
●自分ルールが強い人
怒りという感情は、自分の「こうあるべきだ」という当たり前や、ルールを相手が破った時に、起こります。逆に自分がそのルールを破ったときに起こるのが罪悪感です。
自分ルールが強いと(更に自分に対して厳しい人は尚更)、そのルールが破られた時に受け入れられなかったりします。
ただこの自分ルール、自分でも自覚してなかったりするものも多いんです。
当たり前を疑う機会って普通に生活していると中々ないですし、固定概念として
自分にとっては息を吸って吐くように全く意識せずに思っていることだったりするので、
厄介だったりするのです。
●対処法
恋愛関係に限らず、良い人間関係を長く続けていくには、一緒にいて居心地のいい人であることが大事です。それは相手にとってだけでなく、自分にとっても。
思春期や若い内は自分で自分を抑えられず感情に振り回されることもあるかと思いますが、年齢と経験を積むにつれ、ご自身で自分の心の癖や傾向を把握して、自分で自分を上手に扱っていくことが素敵な大人である上のマナーかなと思います。
いつも理不尽にイライラしている上司は嫌ですよね?恋愛も同じです。
つい小さなモヤモヤを溜め込んでしまう傾向のある方は、その都度我慢しようとするのではなく、何にモヤモヤしているのか?ご自身で自分の心を見つめてあげてください。
多くのケースが相手への勝手な期待から、そしてそれが叶わなかったことからイライラしてしまうことが多いかもしれません。
気持ちは分かりますが、期待は自分が勝手にしているもので、相手にとったら知ったこっちゃないものです。
相手が何に期待しているのかを探って、その自分になっていくような関係はきっとどこかで限界がきます。
理想はお互いが自然体でいながらきちんと思いやっていける関係。
そのためにはそれぞれ人間的成長が必要なのです。
また、自分ルールが強いかも?という方は、イラっとした感情を覚えた時に「なぜだ?」と自分を振り返る、いいチャンスに変えてみてください。
さて、自分は一体どんなルールを持っているのか、ご自身で今まで無意識に敷いていた
自分ルールに気づいていきましょう。
そして自分の当たり前の価値観を疑っていきましょう。
例えば私はタクシーに乗って目的地を伝えた時に運転手さんに行き方を聞かれると、
イラっとしていました。「タクシーの運転手さんは道のエキスパートであるべきだ」という勝手なルールを持っていたからです。
出身が田舎のため、タクシーの運転手さんが道を聞くなんて起こりようがないことだったのですが、東京は様々な道やランドマークの数も多いため、全てを把握するなんてよほど経験年数の多い運転手さんでもない限り、普通に考えたら無理なこと。
イラっとする自分から、そんな自分の固定概念に気づけました。
そしてこのルールは多ければ多いほど、幸せになるハードルが上がります。
ご自身が幸せな毎日を送るためにも、ルールは少なく柔軟であることがポイントです。
ぜひ柔軟に大きな器を磨いてみてくださいね。