「想いフィルター」が「重いフィルター」に!?


こんにちは!
コイゴコロ研究所のaicoです。
本日も男女の恋愛心理について研究していきたいと思います。

日々、色々な方の恋愛相談を受ける中で思うこと、恋を実らせたり素敵な関係を維持させる為にとても大切なのは、客観的な視点をもつこと。

恋は盲目という言葉もあるくらい、恋愛をすると自分の世界に気づかぬ内に入り込んでしまうことはよくあります。

具体的に言うと、自分の「想いフィルター」で相手を見してまうということ。

かく言う私も猪突猛進タイプで思い込みが強く決めたらじっとしていられない性質なので、感情がワッとなってしまったり突っ走ってしまいそうなときは、一旦冷静に客観的に考えるように心がけているのですが(笑)

本来恋愛は条件等の理屈でするものでなく、心で落ちるものなので、非常に大事です。

◼️客観的な目を養おう

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客観的な目を養うために大事になってくるのが、相手に興味を持つこと。

恋愛相手なんだから、相手に興味があるなんて当たり前じゃん!
と思うかもしれませんが、多くの方が出会ったばかりの時は純粋に持っていた相手への興味が、恋をしていく内に、相手に興味を持っているようでそのベクトルは自分に向きがちです。

自分が傷つかないように、自分がハッピーになりたくて、相手の一挙手一投足に受ける影響が強くなっていくので、気にするベクトルが相手の反応を通じての自分への影響を考えるようになっていきます。

「こんなこと言ってくれたら嬉しいな」とか、
「こんな風に言われたら嫌だな」など、
いわゆる相手への勝手な期待に変わっていきます。

元々は純粋に「どんな人なんだろう」と持っていた相手への興味が、
好きという自分の気持ちを自覚し恋が始まると、それが片思いでもお付き合いの最中でも、興味のベクトルがいつの間にか自分の感情になりがちなんですね。

これにまず気づくことが大事です。

◼️交際が長いカップルほど要注意

感情が揺れ動いたりするのは恋愛の醍醐味の一つだとは思いますが、あまりにも意識のベクトルが自分に行きすぎると自分よがりな恋愛になっていきます。

そしてそれは、特に交際が始まってからだと、自分の相手への期待が満たされているうちはいいのですが、満たされなくなると被害者意識へ変わっていきます。

想像に容易いかと思いますが、自分の期待を100%叶えてくれるスーパーマンみたいな相手はそういないでしょう。
交際期間は重ねば重ねるほど、いつの間にか不満が募りやすくなるのも、このせいだったりします。

期間を重ねれば当然相手のこともよく知っていくので、
「どんな人なんだろう」という好奇心は減っていく一方で、加えて、
交際当初は「彼女が手料理を作ってくれた!」「彼が荷物を持ってくれた!」等、
1つ1つの事象に感激し喜び感謝をしていたことが、長く交際していく中でそれらの行為にももちろん新鮮味がなくなり、当たり前のような感覚に陥り、マンネリ化していくと尚更起こりやすかったりします。

一人の人と長く関係を築いていくには、恋を始めるとはまた別のスキルやテクニックが必要なんです。

◼️「反応」ではなく効果的な「選択」を

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相手への興味、それは「どんな人なんだろう?」という新しいものを知っていく興味だけでなく、「今この人は何を感じているのだろう?」「こういう状況ではどんな風に考えるかな」等、相手の心情に興味を寄せるようにすると、物事を自分の「想いフィルター」を横において、自分の置かれた状況を客観的に捉えやすくなります。

客観的に捉えることで、なるべく相手の心情を事実に近い形で想像することが、2人のより良い関係を築いていくために効果的な行動を選択することができます。

何においてもそうですが、歳を重ねていく中で物事に「反応」するのではなく、「選択」することが大人になるということ

赤ちゃんのように気に入らないから泣いたり駄々をこねたり、、なんて仕事場ではやらないこともついつい恋愛ではやりがちだったりするので、思い当たる方は要注意です。

期間を重ねて新鮮味が失ってからも、どれだけ相手を思いやった自分の一挙手一投足の選択ができるかどうか、「想いフィルター」が「重いフィルター」に変わらないように(笑)

恋愛関係も人間関係なので、思いやりや理性は必要ですよ。